朱塗りの大鳥居
 高槻街道側からも見える立派な鳥居です。

拝殿左側から山道を登っていくと、小さな滝があります。

銀鈴の滝」です。
静寂の中、滝の水音が心地よく響きます。
鍬山神社
京都府亀岡市上矢田町22-2


 二つの宮社

 鍬山宮八幡宮
 鍬山大明神と誉田神が
 祀られています。
鍬山神社

 亀岡市側から見て、高槻街道の入り口にある鍬山神社。建てられたのは和銅2年(709年)といわれ、長い歴史をもった神社です。言い伝えによると、その昔、亀岡盆地が湖だった頃、大己貴命(大国主命)が、八柱神という八人の神様と協力してこの地を豊かな農地に変えたといわれており、鍬山神社は、その偉業をお祀りした神社であるということです。
 神様たちは、どうやって亀岡を湖から平野に変えたのか?それは、浮田(請田)の峡(今の保津峡)を切り拓き、溜まっていた水を外へ流したのだそうです。また、渓谷を切り拓いたときに使われた鍬(くわ)が山積みとなった様子から、「鍬山」神社という名前が付けられたそうです。
 大変スケールの大きな伝説と古い歴史をもった神社ですが、人をなごませる美しさと神秘的な静けさをあわせ持った、絶好のリラックスポイントです。秋の紅葉の美しさでもよく知られており、シーズンにはカメラマンが多く訪れます。


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